円卓幕間感想

言うまでもなくネタバレしている上、幕間未クリアの方には不親切かもしれません。順不同。

ベディヴィエール

今日はマシュの健康診断の日なので、ベディヴィエールがマシュの代わりをつとめてくれるそうです。 執事役はばっちりね！ ベディヴィエールはマスターを「生きるための戦いだけでは精神が磨り減ってしまう」と心配してくれます。優しいなぁ…。 息抜きとしてシミュレータで外に出ようと提案してくれます。トリスタンとは何回も出かけてるんだとか。 そ、そんなホームプラネタリウム感覚で…。 ぐだはベディヴィエールに勧められるまま釣りを始めます。 静かにしていると大物がかかった様子。おっ！ひいてるひいてる！ ベディ「魚と共に泳ぐケイ卿の如しです！」 ケイ卿って一体どんな人なんだ…！？謎が深まるばかりです。 GoAで声だけ出てますね。いつかカルデアに来る日が来るのでしょうか…。 釣りあげたのはなんと魚ではなくエネミー。 ベディヴィエールがシミュレーターの設定を間違えてしまったとか。 ぐだの為に徹夜でシミュレーターとにらめっこするベディヴィエール滅茶苦茶愛しいですね！？

釣りあげたエネミーは美味しく（？）頂きました。カルデアに来て料理の腕は上がったのでしょうか。 次はベディヴィエールの憩いの場に連れてきてくれます。そこでベディヴィエールの過去、そして決意を聞かせてくれます。 ガウェインやランスロットのような単純な強さでなくても、優しさであったり繊細さであるような強さをベディヴィエールは持っているので、 「貴方をなんとしても守ります」という言葉は心強いなぁと思いました。

ガウェイン

まず進行度の多さを見てびっくり。長！！！一体何が始まるんだ…と思いつつ、とりあえず始めてみるとのっけからガウェインが喋る喋る。 恐ろしいことに解放条件が絆レベル1なんですよねこれ…でも絆1台詞で「貴方は真っ直ぐな人柄です！」って言ってるからこんなもんか。 そして何やらぐだがカエサルに差し押さえにあっている様子。素材がなくなっているのを見て「持参金がなくなっている！」発言。…何て？

ガウェインは召喚時に持参金として素材の詰め合わせ（曰く『太陽三倍お勧めセット』）をなぜかぐだの部屋に持ち込んでいたらしい。 召喚時の「よろしくお願いします」はそういう意味だったの？キャメロットでの彼とのギャップがすごい。 持参金を持ってこない他のサーヴァントに「英雄としての自覚がない」と言うガウェインも何か勘違いをしてらっしゃるのではないでしょうか… 婿入りしようとするサーヴァントは初めてだよ！ ガウェインに必要がない狂骨を持たせてくれたのはガレスちゃんだとか。 ここで唐突に出てくるガレスちゃんの名前！ますます座の概念が分からなくなります。 最初は格付けチェックの控え室みたいなところを想像していたし、/zero見た後では死ぬ瞬間がずっと続いている荒涼としたところだと思っていたんですが、なんか気軽に行き来できる？のでしょうか。 「マスターにこのような事をするなど許しません！」とお怒りのガウェイン。どうやら取り返しに行く様子。これ借金取りネタだ…！

カエサルを問答無用！とばかりに斬るガウェイン。太字ででかでかと「運命と受け入れていただきたい！」燃えるカエサル！すごい迫力だ…！ それを見たぐだ「マルボウすぎません！？」そうだね…。素材は売り払ったあとで禁断の頁1個と売り払った代金しか残っていませんでした。 ガウェインは「そこで燃えている人！」とカエサルに詰め寄ります。お前が燃やしたんだろ！！しかしカエサルは口を割りません。 しかも「ブリテン組の若頭」って呼ばれてますよ！どうやらダビデン信用銀行に対抗してのことだった様子。 こんなところにデッドヒートサマーレース（2017夏イベント）のネタが…細かいなぁ。カエサルは消滅してしまいますが、引き続き集金…ではなく素材回収はするようです。 ガウェインは警察かのように騎士を名乗っていますがやっていることがどう見てもカタギではありません。暴れん坊領主て。

カエサルが遺したリストを辿って素材回収をしていきます。まずはモードレッド。ガウェインは「一人目が親族で悲しい」とのこと。 なんだかんだ仲が良さそうで驚きです。アルトリアさんが塩対応を通り越して無関心なので、ガウェインももっと冷たい感じなのかと思っていました。 一応親族として認めているんですね。罰としてモードレッドには一か月ポテトの刑が処されます。 ガウェインのマッシュポテトは素材本来の味がする…！

素材を取り返すも全部回収ならず。次は蛮神の心臓10個！

次の取り立てはジークフリートとブリュンヒルデ。しかし回収できたのは竜の牙5個。 蛮神の心臓はすべて煮込みシチューにしてしまったようです。美味しいんだろうか…？ ガウェインは「仲の良い夫婦を責めるわけにはいきません！お幸せに！」とのこと。

タマモキャットから狂骨を、シェイクスピア・アンデルセン・モーツァルトから世界樹の種を回収しましたが全部は回収ならず。 ガウェインはここが落としどころだと言って取り立てはここで終了。「騎士はいわば何でも屋のようなもの。マスターも頼りにしてください」と締め。 これで絆レベル1…！（二回目）恐ろしい男だ…！ガウェインとぐだがかわいい幕間でした。仲良いなぁ…！ そしてガウェインの印象が大型犬から宇宙人になりました。ガウェイン卿はいつも斜め上を往く…。

トリスタン

最初は海の風景から始まります。トリスタンで海の風景というと最期のエピソードでしょうか…。 場面は変わり、カルデアへ。トリスタンの琴の音を聴いてぐだ、マシュ、ベディヴィエール、モードレッドが集まってきます。 「パレードで寝倒す自分本位な神経持ち」とモーさん評。寝ながら馬を歩かせていたとか。この人イベントとかでも思うけど器用過ぎない…？ とかなんとか言っていたらベディヴィエールとモードレッドがトリスタンについていい加減なことを言い始めますが、トリスタンが現れたことで真っ先に散っていく2人。 何やらトリスタンは悩んでいるようです。そこでガウェインが現れます。 この時のガウェインはとても他の人を見てるし落ち着いていて年長の風格を感じます…！ 「迷いを吹き飛ばすには運動がよろしい！」とガウェインとの全力シミュレーション戦闘に入ります。ぐえー！！（トラウマ）戦闘が終わるとこの日はそのまま別れます。

場面が変わってトリスタンの夢の中に入り込みます。ここでのトリスタンのぐだ評がおもしろい。 世界が夕暮れになるとトリスタンは首狩り兎の話をし始めます。「マーリンは王の話をひたすら繰り返し！」ってメタ話か！？ 話をしているとエネミーが現れたので中断。倒したあとも夢から醒めないので夜を明かすための宿を探しに行きます。 歩いていくと何やら街がある様子。この風景は…まさか…。 「この街はいけません」と渋るトリスタンに「選択だ」と発言するぐだ。 ぐだじゃ…ない…！？トリスタンがぐだを切り刻むと姿が円卓の面々に変わっていき、第六特異点でのトリスタンを次々と詰ります。 トリスタンはずっと悩んで苦しんでたのか。ネロ祭2016オープニングでのアレはギャグで流していい問題じゃなかったんだなぁ…。 絆5台詞で「一緒に苦しみましょう」と言ってくれるのに、今の今までトリスタンの苦しみに気づかなかったのがいっとうつらい。

カルデアではトリスタンが消え、円卓を招集します。ガウェイン、ランスロット、ベディヴィエールはついていくつもりの一方、 モードレッドは居残ると言います。ガウェ「拾い食いで腹を壊しましたか」ランス「アイスの食べ過ぎで体調でも崩しましたか」 ベディ「トリスタンが誤射したことに不満が？」お前ら！！そのあとでのガウェインとモードレッドの会話はガウェインの最期の話ですよね… これが…円卓ジョーク…！？本当に心臓に悪いよ…。

3人とキャメロットにレイシフトし、サーヴァントらしきものに接近していくとトリスタンが。 服装もキャメロットの時の服装になっています。 「『反転』した私は倒されるべき」と言ってぐだに襲い掛かります。 この発言にガウェインとランスロットが反応しているあたりから2人も第六特異点の記憶があるのでしょうか。 「反転」を授かったトリスタンとの戦闘が始まります。ゲージブレイクすると「反転」に加え「不夜」「凄烈」が…もうやめて。 通信がマシュからモードレッドに切り替わり、トリスタンのことを「自棄になってるなんざ赤っ恥」と言います。 これは「暴走」のことを踏まえてなのかな。 そして「オレが行けなかった理由がよくわかった」と言うと槍アルトリアが！ なんとかトリスタンを打ち破り、ぐだがトリスタンを説き伏せます。世界だけでなくサーヴァントの心も救うぐだがかっこよすぎます。 トリスタンは正気に戻り、アルトリアの独白でこれを仕掛けたのがモルガンであることが分かります。これは登場フラグが…！？ ここから先の展開がとてもかわいい。

これが「じゃれ合い」だという円卓…すごすぎます…。「円卓ジョーク！」と言えてしまうぐだも結構円卓に染まってるね…。

これでトリスタンの迷いが晴れたのならよかった。あと円卓が勢ぞろいすることがあまりない（しいて言えば時間神殿くらい？）ので揃った姿が貴重でした！

ランスロット

ランスロットとシェイクスピアが話しているところから始まります。シェイクスピアの解体が面白いな～！と思います。 円卓を見送り、騎士道を伝える者…なるほどなぁ。そしてなぜかロンドンへと飛ばされます。 「この劇作家はなんとかならないのか」っていう言葉には同意だよ！ ランスロットに「普通の聖杯戦争に巻き込まれなくて良かった」と心配されてしまいます。ごめんな。 シェイクスピアの導き（？）で槍アルトリアオルタと対決します。ランスロットの「主君に刃を向けることすら、時に忠義である」という考え方がとても好きです。 これは第六特異点での彼にも表れていますね。「沈黙の刃を以て嵐に立ち向かう、湖の騎士である！」かっこいい…！ 結局槍アルトリアは消滅してしまいますがどうやらマーリンが噛んでいた様子。お、お前ー！ 「有能な騎士を連れてこなければと思ったのです！」と言うシェイクスピアに「ランスロットは最高の騎士だ！」と答えた時のランスロットの反応が最高です。

絵では表現できなかったんですが、「マスター……（顔が綻び、しかし真剣な表情に戻って）ありがとう、その言葉は一生の宝物です」 と言うのがずるくないですか！？ しかも「ありがとうございます」じゃなくて「ありがとう」なんですよ！？ 最高です、ありがとうございます…（急激な語彙力の死）。 またこれを踏まえた上での絆4、5台詞を考えるとたまらないものがありますね！

最後のモノローグでマーリンが「めでたしめでたし」って言っているのにはほんとかー！？という感じなので欲を言えばもう一回幕間が欲しいです…強欲！

（2017/10/12）戻る